マニュアルに従って、実フロッピーディスクからエミュレータ用のディスクイメージを作成する練習をしました。
Mac LCIIIにて実フロッピーに適当なファイルをコピーし、このフロッピーのイメージをDiskCopy4.2, DiskCopy6.1.3で作り、これからraw diskを作成しました。
DiskCopy4.2で作成したイメージファイルは fd-1-4.image
DiskCopy6.1で作成したイメージファイルは fd-1-6.img
DiskCopy6.1のイメージはこのエミュレータでは使えないので、一旦 DiskCopy4.2に変換し(fd1-6-4.img)、これをさらにraw diskに変換します。
DiskCopy6 から 4.2への変換は手持ちのiBookG3(OSX 10.3.9)のターミナルにて行いました。
コマンドは hdiutil convert fd-1-6.img -format DC42 -o fd1-6-4.img
次にこのfd1-6-4.imgをraw diskに変換するコマンドは
dd ibs=1 skip=84 if=fd1-6-4.img of=fd1-6-4.dsk
これでOKのはずですがあまりに時間が掛かりすぎるので、fd1-6-4.imgがおかしいと考え、間違いのないfd-1-4.imageをraw diskに変換してみました。(fd14raw.dsk)
その結果の表示は以下です。 短いファイルなのに734秒もかかっていました。
fd1-6-4.imgの変換も気長に待っていればOKだったと思われます。

このように作ったイメージファイル4本をエミュレータのマイクロSDに追加して(adachiのホルダを作成)、どのように見えるかテストしました。
fd1-4.image
fd1-6.img
fd1-6-4.img
fd14raw.dsk
adachiのホルダが出来ています。

このエミュレータの制約の通り、DiskCopy6で作ったfd1-6.imgは見えません。
残りの3本はOKです。

試しにfd14raw.dskを読み込んだ結果、LCIII上ではオリジナルのフロッピーが再現されています。
