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Macintosh SE30 コンピュータ

SE/30 SCSI 修理 その2

前回に続いてSE/30のSCSIの修理です。
今回は予備のロジックボードをチェックしたところ、前回と同じようにFloppyからの起動はOKで、SCSIを認識しない現象です。

今回も53C80のピンに接続する相手のピンの間の導通をすべてチェックし、正常品と比較しましたが、何ら異常はありません。

関係ないとは思いますが、すべての電解コンデンサ(13個)を交換し、効果を見ましたがやはりだめ。
このため少し疑問ではありますが53C80に問題ありと判断し、交換することにしました。この際、今後のことも考えPLCCのソケット化にしました。

結果はうまくいきました。 
原因は53C80の故障だったようで、正常にSCSIを認識するようになりました。

交換する前のオリジナルの53C80です。

前回と同様に、低融点はんだを使って外しました。

きれいに外すことができました。 プリントパターンの損傷もありません。

44ピンのPLCCソケットです。 半田付けがしにくそうなので、底の板を切り取りました。
(この底の板は補強が目的かどうか知りませんが、なくても良いと判断しました。)

基板に半田付けした状態です。 うまくいきました。

新しい53C80を挿入しました。 結構押し込み力が必要でした。

チェック用のコネクタケーブルを使ってボードをケースに組み込まずにチェックです。

内臓のSCSI HDDから起動できました。
SCSIが復活しました。 ラッキーという感じです。

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