Old Mac用の多くのアプリはNASに保存しており、必要な場合はSCSIのMOに一旦コピーし、Old Macにインストールしていました。
LocalTalkやLAN経由で直接ファイルの共有できるように色々なパターンでトライしました。
特にClassic IIなどEtherCardが使えない機種はそれなりの道具が必要です。
下図は最終的に決定した接続方法です。
LCIII(OS7.6.1) あるいは LC475(OS8.1)はEther Cardが刺さっており、OpenTransPortがJ1.1.2
なので、TCP/IPでApple Fileを見ることが出来ます。
このようなOS7.6以上でEtherCardを持った機種がOld MacとiBook(G3)のOSXやNASディスクの中継器の役割を果たします。
ただし、LCIIIやLC475には AppleのLocalTalkBridgeのソフトのインストールが必要です。
また、FarallonのPhoneNetはClassic II, LCIIIのPrinter Portに8ピンDINをつないでます。
FarallonのPhoneNetです。 端末としてRJ11/12(4ピン)の1pin,4pinを120Ωの抵抗で繋いでいます。
Ether Cardが無いMacではこのASANTE Print(これもEtherとLocalTalkのbridge)で中継器として
使えると思いますが、今回は使いませんでした。
Classic IIからLCIIIとiBookG3(OSX10.3.9 Panther, 12inch)を繋いだ状態です。
LCIIIは繋がりましたが、iBookを開こうとすると、このような警告が出ます。
Classic IIのOSは7.5.5なのでOpenTransPortのバージョンんがJ1.1.2より古いので、AFPには
対応できないようです。
LCIIIから見た接続状態です。LCIIIはOS7.6.1でOpenTransPortのバージョンがOKなので
iBookのファイルも見ることが出来ます。
LCIIIでNASにも接続できます。(diskがNASです)。
Dynabook SS MX290DLE のWindowsXP上のBasiliskII(OS8.1)でも中継器として
使えることを確認しました。
以下は蛇足です。
SE/30(OS7.5.5)にOS7.6.1のOpenTransPort J1.1.2とAppleShareClient 3.7.2をインストールし、中継器として使えないかトライしました。
iBookにも接続でき、ファイルも見ることが出来ましたが、何度か起動を繰り返したらFinderバスエラーでハングアップするようになりました。
色々調べた結果、ASANTEのEtherカード外すと問題なく起動するので、カードがダメになったようで、このテスト結果は保留です。
昔、ASANTEのMini EN/SCを持っていたのですが、10年ほど前に売ってしまいました。
今あれば….と後悔です。