ここしばらく、大阪のM氏とPC98のMOに関する情報交換をしていました。
これまで見過ごしていたことを色々気付かせて貰いました。
現時点、分かったことを整理しておきます。
使用した機器:
PC-9801VX、 I-O PK-X486/87SG、Buffalo EMS 8MB、 MS-DOS5.0A-H
SCSIボード Buffalo IFC-NN
HDD(ID=0,1,2)は変換番長のCFカード(128MBx3)
MO Konica OMD-7062(ID=3)
1)MOのMOモード
KONICA OMD-7062のDipSwitchにはMOモードとHDモードの切り替えがあるが
MOモード設定。 また、PC98モードに設定
MOのハード設定はこの状態で、IFC-NNをMOモードに設定
① MS-DOSのformat.exeを実行すると230MBのMOでも128MBしか
フォーマットできない。
② このMOはWindows機(Win10)でも読み書きOK
③ Windows機でスーパーフロッピーモードでフォーマットすると230MBに
フォーマットできるが PC-9801では ”セクターありません” で認識できず。
④ 試しにMS-DOS6.2でformatしても、やはり128MBしかできず。
なにか、MOモードでは128MBの壁があるみたい。
(DOSの制約か、SCSIボードか?
あとで分かったことだがMS-DOSの制約。
この解決策は MOディスクのformat 参照願います。
https://adachi-giken.com/2022/01/02/pc98-mo-disk/
2)MOのHDモード
HDモードにするには、以下の方法があるようです。
① MO機本体にHD <–> MO 切り替えできるものを使う。
(以前持っていた I-O DATA RM-MO230F など。 これは壊れて今はない)
② SCSI ボードに切り替えできるものを使う
IFC-NNはBIOSでMO-HDの切り替えができる。
そのほかの保有の MDC-554LF、ICM IF-2769はMOーHDの切り替えがない。
HDモードなら230MBのMOもフォーマットできるのに、なぜMOモードなら
230MBにフォーマットできないのか現時点、不明。
参考に MO <–> HD切り替えができるKONICAのMOの情報を載せておきます。
ジャンク品のBuffalo MOS-S640のケースにOMD-7062を組み込み
PC98に使っています。

KONICAのOMD- 7060,7061,7062,7064,9060,9062,9020,9063,7020に適応するDipSwitchの設定です。
(出典:https://web.archive.org/web/20051119035456/http://konicaminolta.jp/products/consumer/mo/index_switch.html )
