Categories
Macintosh SE30 コンピュータ

BlueSCSIとzuluSCSIのCD-ROM イメージ化

以前はSCSI2SDが1万円から1万3千円程度だったのに、現在は2倍ほどの高額になってしまいました。
SCSI2SDの進化版はzuluSCSI(RP2040)は1万円以下で手に入るので、参考のためeBayで仕入れました。

BlueSCSIとzuluSCSIはCD-ROMも扱えるということで、CDをイメージ化してマウントするかテストしました。

試したCD-ROMはAppleの純正品で
① 漢字Talk 7 (7.1) — CD単独では起動できないもの
② 漢字Talk 7.5 – CD単独でも起動できるタイプ

HDDとCDは下記の組み合わせでテスト
 HD00_512-KT753.hda
 HD10_512-KT607.hda
 HD20_512-KT71.hda
 HD30_512 Free.hda
 CD6 KT71.toast(.iso)
 あるいは
 CD6 KT75.toast(.iso)

結論は以下です。
1)イメージ化はRoxio Toastが使える。
  使ったPCはPowerBook G4 (Tiger MacOSX 10.4.11)
  Roxio Toast 6 Titanium
2)BlueSCSIは .toastのままでも認識する。.toastを単に.isoに書き換えてもOK
3)zuluSCSIは .toastのままではだめ。 .isoに書き換えればOK
4)BlueSCSIは漢字Talk 7(CD6 KT71.toast)なら,4つのHDDとCDが思い通りに認識できる。
5) しかし、漢字Talk 7.5(CD6 KT75.toast)ではCD6 KT75が起動してしまい、
HD00,HD10,HD20は認識されず、HD30のみがマウントされる。
6)CDのIDを2に変更し、下記の順序とすると
  HD00_512-KT753.hda
  HD10_512-KT607.hda
  CD2 KT71.toast(.iso)
  HD30_512-KT71.hda
  HD40_512 Free.hda
HD30のKT71が起動し、CDはマウントされるが、それ以下のHD10,HD00は認識されない。

 5), 6)のように起動可能なCDが起動すると妙な現象となる。

7)zuluSCSIはCD6 KT71.isoはマウントできない。
  しかし、起動可のCD6 KT76.isoはマウントできるが、BlueSCSIの時と同じような5)や6)のような妙な現象が起こる。
8)Toast以外のイメージ化を色々試しましたが、どれもNGでした。
  以下はネット上にあるISOイメージ化の例です。
 
Creating an .iso from a HFS CD-ROM in macOS 10.15 (Catalina)
https://www.emaculation.com/forum/viewtopic.php?t=10709
sudo dd if=/dev/disk5s1s2 of=~/Desktop/”Disk 1.iso”

How To Create ISO Disc Image from CD/DVD in Mac OS X
https://imacify.com/2013/06/how-to-create-iso-disc-image-from-cddvd-in-mac-os-x/
hdiutil makehybrid -iso -joliet -o [filename].iso [filename].cdr

CD6 KT7.toastがマウントされた例です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です