Sprague TEL-OHMIKE TO-6

校正していないので容量の絶対値測定には多少問題がありますが、絶縁抵抗や600Voltまでの電圧下での漏れ電流が測定できるので電解コンデンサの劣化判定に重宝しています。
最近、C3レンジ(0.001-0.5μF)の誤差が30%以上となったので該当する基準コンデンサC9(0.02μF/600V)
を交換した (2012年5月)


SPRAGUE社製なのでBlack Beautyが多く使われている。  

C3レンジの基準コンデンサC9もBlack Beautyこれを交換した。




0.02μFの手持ちがかなったので 0.01μFを並列にして 0.02μFとした。
C9コンデンサの交換前の測定誤差真値とは信頼できる測定器での容量値(μF)  

C3レンジでの誤差が大きすぎ、実用上不可
C9コンデンサの交換後の測定誤差

C3レンジは大きく改善された。
まあ、実用レベルであろう。

マニュアル

BAMAから入手できる → http://bama.edebris.com/manuals/sprague/TO-6