Macintosh SE/30

現在3台のSE/30を持っています。 いずれも稼働します。
3台のMother BoardのCPUはソケット式です。
また、いずれもASANTEのEther cardを付けています。
今となってはソケットにさすべきDaystarのCPUも手に入りにくいので
あまり意味がありませんが....

  (2012年 12月時点では3台でしたが、現在は本体8台、予備のロジックボードは7枚に増えました。)

SE/30 3台

左から 1号機 (ノーマル)、2号機 (DiiMO 030 50MHz)、3号機 (Daystar Turbo 040)

CPU 68030 直付けタイプです

ソケットタイプです
1号機
何の増強もしていない、ノーマルです。
2号機

オリジナルのLEDの下方にもう一つgreenのLEDを付けています。

DiiMO 030 50MHzをPDSスロットに挿入。
上のボードはASANTEのEtherです。

ケースの内側にSteve Jobsのサインがあります。

Jobs のサインの拡大です。
3号機


Daystar Turbo 040/40MHzをPDSアダプターを介して挿入。
 
ART MIX.COM製 Dual Slot Adaptor
(http://www.artmix.com/ts_adapter.html

Bolle の SE/30 ロジックボード

SE/30をリバースエンジニアリングで新しく基板を起こした人がいます。
https://github.com/TheRealBolle/SE30
知人からこのボードを入手して組み上げました。


新品のボードです。

ジャンクのSE/30のロジックボードからパーツを取り外し、ソケット化して取り付けました。

ネットワークの道具

PDSに挿入できるASANTEのEther cardの他に、外付けのデバイスが重宝します。


Farallon-PhoneNet
Farallon-PhoneNet はSE/30のプリンターポートに接続し、Loacal TalkでEther card を持ったMac機に繋ぎLocal LANを形成できる便利なものです。

ASANTE PRINT
ASANTE BRIDGEと同じもので、これもプリンターポートに接続することにより、LANに繋ぐことが出来ます。

ASANTE EN/SC
SCSI ポートに接続し、LANに繋ぐことが出来ます。

ASANTE MINI EN/SC
上のEN/SCの小型版で機能は同じです。

その他の便利なデバイス

ROM-SIMM

IIfx のROM-SIMM でSE/30を32bitアドレッシング対応にできます。
そうすればMODE32は必要無くなります。



ROM Inatorです。32bit アドレッシングです。  またハードディスク無しでもSystem7が起動できます。
さらに、OS 8.1までインストール可能です。
https://www.bigmessowires.com/mac-rom-inator-ii/
30pin SIMM 4MBメモリー キット

Vintage Mac関連の興味あるバーツを開発されているKero’s Mac Modsさん(ヤフオクでは infinity5750 さん)から30pin SIMMを作成するキットを
ヤフオクで仕入れました。

https://ameblo.jp/keroxiee1016/entry-12778729322.html

不要になった72pin 16MB DRAMからメモリーチップを取り外し、新品の基板に移植し、4MBx8枚で合計32MBのSIMMを作成しました。


SIMMにはLEDがついているので、オレンジ色に発光しています。
BlueSCSI

マイコンSTM32をつかったハードディスク互換ボードです。
マイクロSDカードにHDDイメージを保存します。CD-ROMイメージもOKです。
右は製品版、左はフリー基板を使った自作品です。
https://scsi.blue/

アダプターを介してロジックボードにBlueSCSIを直結した状態です。





製品版8枚、自作品5枚の総計13枚を並べてみました。
これで手持ちのOld MacすべてをBlueSCSIにできそうです。
Floppy エミュレータ

floppy driveをエミュレートする優れものです。
https://www.bigmessowires.com/floppy-emu

Bolleのロジックボードとfloppy emulatorで起動テスト中です。

SE/30の回路図

以前には http://home.netsurf.de/andreas.kann/schemat.html に上記のように、SE/30の回路図が掲載されていたのですが、この掲載はなくなっていました(Appleの版権のためか?)。
丸印を付けた13のファイルはダウンロードし保有しているので掲載したいところですが、版権のことが心配なので掲載は控えることとします。

https://macintoshgarden.org/apps/macintosh-se30-schematics-and-repairにAppleとBOMARCの回路図が掲載されています。
BOMARCにはSonyのFDD MP-F75W-01Gの回路図もあります。 
(2020/09/01確認)。

その他の情報

Old Macの整備にはLarry Pinaの3部作が役に立つというので揃えました。

しかし、SE/30のトラブル(しましまマックなど)にはこれらの本あまり役に立ちませんでした。
SE/30の修理に関しては高知県の丸真商店さんが頼りになります。
http://www.marushin-web.com/se30_1.html
ここから、購入した支援ツールの基板やシマシママック解決読本.pdf、
きれいな回路図など、修理に大いに役立ちました。