Collins 51S-1

 以前から欲しかった受信機です。 現在でもかなり高価で手が出なかったのですが、修理が必要というものがeBayで比較的安く落札できました ( 2012年7月)。
問題点はEmissionのAMモードが働かないことでしたが、原因は簡単で抵抗R49の破断でした。これを交換すると、AMモードが復活しました。


修理が終わり、パネルの汚れを落とした状態です。 AM NHKを受信中 (2012年8月)

手持ちのIERC真空管シールドをかぶせました

アンダーカバーがないため抵抗R49を壊してしまったようです。

ケースから出し入れしたときに、アンダーカバーがなかったために抵抗R49を潰したようです。 
回路図からもこれがダウンするとAMが繋がらないことが納得できます。

R49(100kΩ)を交換すれば簡単に直りました。




以前の所有者がノブの滑り止めに固着剤を塗ったようで、いずれのノブも外すのに難儀しました。 
特にZERO SETのノブが外れずに無理に回した結果、リンク先の指針板
(Fiducial Window)
の根本を割ってしまいました。

壊れた中心部の表裏に0.2mmのアクリル板を接着剤で張り付け補強、修理しました。





修理後取り付けた状態です。接着剤の灰色は隠れてしまうので支障はありません。 


フロントパネルを取り付けました。
汚れが目立つので、中性洗剤で拭き取った結果かなりきれいになりました。

見た目もきれいになりました。