あだちの再生工房

古い機械類を修理再生する趣味の部屋です。

       発信元: 安達正晴 三重県三重郡朝日町縄生

AN/URM-25D (RF信号発生器)

R390Aなどの整備マニュアルによく記載されている、軍用のSignal Generatorです。
QTHのホームページで見かけた推奨するコンデンサ交換を行いました。
(2001年3月実施済み)


堅牢なアルミケースに収納されている。
蓋のゴムパッキングは劣化してあまり
役に立っていない。



 

Test Lead CX-1363/Uが欠品だったので
自作した。
(回路図は6-25,6-26ページの回路図に記載)





ケースに貼付の銘板と、本体貼付のシリアル
ナンバーです。

電源ユニット PP-977で、本体とは別体です。
2本のケーブルをコネクター接続します。



本体の右側面のベーク板にコンデンサ、
抵抗がまとめておかれています。     
ここはほとんど交換した。         

上面です。 

右側面です。

下面です。
 
 

本体の背面です。黒色のしっかりしたアルミ
ダイキャストのケースに心臓部は守られています。           

軍用というだけあって、発振部はしっかりした
シールド構造に作られています。

接続されているコンデンサ、抵抗番号を書き込みました。
 交換したコンデンサは
C159,C160,C161,C162,C163,C165,C166,C167
抵抗は容易に入手できるものは交換したが、
例えばR152(392kΩ), R155(154kΩ)のような
端数を持つものはそのままにしておいた。

いずれ電源部の電解コンデンサも交換しないと
いけないだろう。

URM-25Dのマニュアル

   NAVSHIPS 92134(A)

オリジナルをグレイスケール300dpiでスキャンしたので、容量が約70MBと大きくなっています。

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更新: 2012/10/30
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